黄昏のビギン / ちあきなおみ

スポンサーリンク
目次

曲の紹介

【曲 名】黄昏のビギン(たそがれのびぎん)
【アーティスト】ちあきなおみ(原曲オリジナル:水原弘)
【作詞】永 六輔
【作曲】中村八大
【編曲】服部隆之
【レーベル】テイチクレコード
【概 要】1959年10月に水原弘のシングル(黒い落ち葉/黄昏のビギン)としてリリースされた。
1991年6月にちあきなおみがカバーし、カバーアルバム「すたんだーど・なんばー」に収録し、同年7月にシングルをリリースした。

1991年京成電鉄の「スカイライナー」、1999年からネスレ日本の「ネスカフェ・プレジデント」、2011年トヨタ自動車の「ReBORN DRIVE FOR TOHOKU」など多くのCMに使われヒットとなった。

その後、多くのアーティストがカバーし、日本のスタンダード・ナンバーとなった。

歌詞の内容
この曲は、1959年に発表され、作詞は永六輔(えいろくすけ)、作曲は中村八大(なかむらはちだい)という当時の日本音楽シーンを牽引した二人によって生まれました。

時代を経て、1991年にちあきなおみがカバーを発表し、そのメロディや歌詞の美しさ、ロマンティックでノスタルジックな雰囲気から、その後多くのアーティストによってカバーされ続ける昭和を代表する名曲となりました。

歌詞は、雨上がり夕暮れ時の街で出会った男女二人の、切なくも美しい恋の瞬間を見事に描写しています。

“雨に濡れてた たそがれの街
あなたと逢った 初めての夜”

”ふたりだけの たそがれの街
並木の陰の初めてのキス”

たそがれの街の二人の情景が目に浮かび、穏やかで静かなメロディが黄昏時の情景と見事にマッチしています。
夕暮れ時に響く淡い感情や、過ぎ去った日々への郷愁を、聴く人に思い起こさせる名曲だと思います。

以下の動画をアップしています。
・ちあきなおみ『黄昏のビギン』(ちあきなおみVIRTUAL CONCERT 2003朝日のあたる家)
以下の動画をリンクしています。
「黄昏のビギン」ちあきなおみコンサート 1992年(残映さんの動画)

【記事引用元】黒い落葉/黄昏のビギン – Wikipedia
【記事引用元】ちあきなおみ – Wikipedia

アーティストの紹介

【アーティスト】ちあきなおみ
【本名】瀬川 三恵子
【誕生日】1947年9月17日
【出身地】東京都
【公式サイト】
日本コロンビア
TEICHIKU RECORDS

概要

ちあきなおみは、日本の元歌手、元女優で、その独特な歌声と表現力で、幅広いジャンルの楽曲を歌いこなした。
特に1972年のシングル「喝采」が大ヒットし、第14回日本レコード大賞を受賞した。

彼女の代表曲の「喝采」「劇場」「夜間飛行」などの楽曲は、歌詞の内容やストーリーから「ドラマチック歌謡」と呼ばれた。

ちあきは幼少期から音楽に親しみ、4歳の頃には米軍キャンプでジャズを歌うなど、早くから芸能活動を始めた。

1969年に「雨に濡れた慕情」でデビューし、その後も数々のヒット曲を世に送り出した。

1970年代にはお色気アイドル路線で人気を集め、バラエティ番組にも出演し、ユーモアとパフォーマンスでも人々を魅了した。

1978年に俳優の郷鍈治と結婚後、徐々に表舞台から距離を置いた。
夫との生活を大切にし、歌手活動をセーブしながらも、「ルージュ」や「夜へ急ぐ人」など深みのある楽曲を発表し続けた。

1980年代に再び歌手活動を本格化させたが、1992年に夫が亡くなったことで、彼女は完全に芸能活動を休止した。
以来、公の場に姿を現すことはほとんどなく、事実上の引退状態となっている。

ちあきなおみの歌声は現在も愛され続け、CDや映像のリリースが継続されている。
彼女の再評価が進む中、歌手復帰を望む声も根強いながら、本人はこれに応じていないとされている。

その独自の表現力と存在感は、今も多くの人々の心に刻まれている。

スポンサーリンク
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次