曲の紹介
【曲 名】22才の別れ
【アーティスト】かぐや姫/風
【作詞・作曲】伊勢正三
【レーベル】PANAM(日本クラウン)
【概 要】1974年3月5日かぐや姫の4枚目のアルバム「三階建の詩(さんかいだてのうた)」に収録された。
かぐや姫解散後に、伊勢正三が大久保一久と結成したフォークデュオ「風」のデビューシングルとして1975年2月5日リリースされた。
オリコンチャートでは70.8万枚を売り上げ、大ヒットした。
22才になった女性が、恋人に別れを告げる日の心の言葉を綴っています。
5年間付き合ってきて、気持ちは変わらずにいるけれども、おそらく彼との交際は結婚へのゴールが見えないのでしょう。
理由は分かりませんが、もしかしたら彼は夢を追っているのかもしれません。
彼女も22才になり、恋よりも将来の安定を選んだため、彼と別れる決心をしました。
そして今、「さようなら」を言おうとしている。
誰の青春時代にもありそうな経験を描写おり、リスナーの若い頃の記憶を蘇らせ、胸を熱くさせます。
ほんとうに、青春の1コマをみごとに切り取り、切なく表現している名曲だと思います。
【記事引用元】22才の別れ-Wikipedia
【記事引用元】風-Wikipedia
【記事引用元】かぐや姫-Wikipedia
【記事引用元】伊勢正三
アーティストの紹介
かぐや姫
【アーティスト】かぐや姫(第2期「南こうせつとかぐや姫」)
・南こうせつ(ボーカル&ギター)、伊勢正三(ボーカル&ギター)、山田パンダ(ボーカル&ベース)
【活動場所】日本
【活動時期】1971年-1975年
【公式サイト】日本クラウン紹介ページ
1971年9月シングル「青春」で再デビュー(第1期は1970年にデビュー)し、1972年3月テレビアニメ主題歌「海のトリトン」を須藤リカ/南こうせつとかぐや姫でシングルリリースしました。
1973年9月シングル「神田川」をリリースし、最終的に160万枚を売り上げ、大ヒットとなりました。
その年のNHK紅白歌合戦の出場依頼が来ましたが、歌詞に出てくるクレパスが製品名であり、クレヨンへの変更を求められて出場を辞退しています。
1975年4月12日東京神田共立講堂で解散コンサートを最後に解散しました。
その後、南こうせつと山田パンダはソロとして、伊勢正三は風を結成し音楽活動を続けています。
風
【アーティスト】風
・伊勢正三(ボーカル&ギター)・大久保一久(ボーカル&ギター)
【活動場所】日本
【活動時期】1975年-1979年
【公式サイト】日本クラウン紹介ページ
伊勢正三と、猫(フォークグループ)の大久保一久が結成しました。
1975年にリリースしたシングル「22才の別れ」は、オリコンで第1位となる大ヒットを記録しました。
他の代表曲は、「海岸通」「あの唄はもう唄わないのですか」「ささやかなこの人生」「君と歩いた青春」などがあります。
1979年に活動は休止しましたが、1990年8月の第10回サマーピクニックで共演をしています。
伊勢正三
【アーティスト】伊勢正三
【誕生日】1951年11月13日
【出身地】日本大分県津久見市
【活動時期】1970年-
【公式サイト】ISE SHOZO OFFICIAL SITE
大分県の高校で音楽部の先輩だった南こうせつが、東京で先に「かぐや姫」を結成していましたが、大学に入った伊勢正三を誘い、山田パンダを加え「かぐや姫」を再結成しました。
「22才の別れ」はかぐや姫のアルバム「三階建の詩」のために作られた2曲のうちの1曲でした。
(他の1曲は「なごり雪」)
シングルの要望もありましたが、結局かぐや姫では発売されず、後の「風」としてシングルとして発売されました。ただし、風のアルバム「風ファーストアルバム」には収録されていません。
この曲は、あくまで「かぐや姫」時代の曲なのでアルバムには入れなかったようです。
この当時、青春を過ごした人にとってこの「22才の別れ」という曲は、まさに青春そのもののシンボルのような曲ではないでしょうか?
ほんとうに、このアコースティック・ギターのイントロを聴くだけで、涙がでるのは私だけでしょうか?
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