どうにもとまらない / 山本リンダ

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曲の紹介(どうにもとまらない)

【曲 名】どうにもとまらない
【アーティスト】山本リンダ
【作詞】阿久悠
【作曲】都倉俊一
【レーベル】キャニオン・レコード
【概要】

1972年6月5日にリリースされ、オリコンで最高3位を記録し、累計30万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。そしてこの曲によって山本リンダは1972年の第14回日本レコード大賞作曲賞を受賞し、彼女の代表曲の一つとして広く知られるようになった。

【記事引用元】どうにもとまらない- Wikipedia
【記事引用元】山本リンダ- Wikipedia

曲について

この楽曲は、山本リンダが1966年にデビューして以来、長い間ヒットに恵まれなかった時期の中で、彼女にとっての転機となりました。山本はこの曲を初めて聴いた際、「すごくかっこいい、これでダメなら歌手はもうダメ」と感じたと語っています。曲調はサンバのリズムを基にしたもので、当時の流行に乗った新しいスタイルを取り入れています。

歌詞の内容は、70年代の日本歌謡の中では珍しく、女性の恋愛の高揚感や自由な心情を表現しています。歌の内容は、「いつでも楽しい夢を見て、生きているのが好きなのさ」と述べ、女性の主人公が楽しい夢を追い求める姿勢を示しています。

サビでは、「あゝ蝶になる あゝ花になる」と繰り返し、恋することで女性である自分が変わる様子を象徴的に表現しています。「もうどうにもとまらない」というフレーズは、恋愛の高まりや抑えきれない感情を強調しており、聴く人に強い印象を与えます。また、歌詞には「港で誰かに声かけて」「広場で誰かと一踊り」といった具体的な情景が描かれ、恋愛の楽しさや社交的な雰囲気が感じられます。

当時の歌謡曲では、多くは女性が耐える恋をモチーフにするものが多い中、この曲は女性が優位に立ち、恋や喜びを自分から求めて行く姿をサンバのリズムにのせて躍動的に描いた名曲だと思います。

この曲は、衣装や振り付けでも話題を呼びました。特に「へそ出しルック」と呼ばれる衣装は、彼女自身が提案し、視覚的にもインパクトを与えました。これにより、子供たちから大人まで幅広い層に支持されることとなり、「どうにもとまらない」は日本の音楽シーンにおいて新たな受容層を生み出しました。

曲の動画

以下の動画をアップしています
  • 山本リンダ – どうにもとまらない (Official Audio)
  • [歴代最速テンポ!] どうにもとまらない 山本リンダ(リンダ・レッドフィールド)
  • [伝説のメドレー] 山本リンダ どうにもとまらない〜じんじんさせて 〜狙いうち
  • [山本リンダ&寺西優真] どうにもとまらない2024 Official MV
【歴代最速テンポ!】どうにもとまらない 山本リンダ
【伝説のメドレー】山本リンダ どうにもとまらない〜じんじんさせて 〜狙いうち
[山本リンダ&寺西優真] どうにもとまらない2024 Official MV
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アーティストの紹介(山本リンダ)

【アーティスト】山本リンダ
【出生名】山本あつ子(婚姻後:稲葉あつ子)
【誕生日】1951年3月4日
【出身地】福岡県小倉氏(現・北九州市)
【公式サイト】山本リンダ:オフィシャル・ホームページ

アーティストの軌跡

山本リンダは、アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフで、父親はアメリカ軍人で彼女が1歳の時に朝鮮戦争で戦死した。その後、母親一人で育てられ貧しい生活を送った。
彼女が5歳の時に横浜市に移住したが、ハーフということで学校でいじめを受けたり周りから白い目で見られた。

1962年 雑誌「装苑」のモデルオーデションを受け、その後人気モデルとして活躍した。

1966年 デビューシングル「こまっちゃうナ」をリリースし、大ヒットを記録した。この曲は彼女を国民的アイドルに押し上げた。

1967年「こまっちゃうナ」でNHK紅白歌合戦に初出場し、可愛い子ちゃん歌手として知られるようになる。

1971年 キャニオンレコードに移籍し、同年7月から12月まで『仮面ライダー』に出演し、彼女の知名度はさらに上がった。

1972年 シングル「どうにもとまらない」をリリースし、大ヒットを記録した。

1973年「狙いうち」が大ヒットし、アクション歌謡の先駆けとして注目された。

1980年代後半 米米CLUBが山本リンダの楽曲をカバーし、再び注目を集めた。彼女はこの時期も精力的に活動を続けた。

1991年 NHK紅白歌合戦に久々に出場し、再ブレイクを果たした。この頃から若い世代にも支持されるようになる。

2001年 常葉大学教授と結婚し、私生活でも新たなスタートを切った。

2005年 アサヒ飲料のCMに起用され、代表曲「どうにもとまらない」の新バージョンも発表した。

2022年 キャリア50周年を迎え、新たな音楽活動やファッションブランド「LA LINDA」を立ち上げるなど、多方面で活躍している。

彼女は、その独特なパフォーマンスや魅力的な楽曲で多くの人々に愛され続けており、彼女の音楽は世代を超えて親しまれ、今でも現役で活躍している姿は、多くのファンに元気と励みを与えている。

アルバムの紹介

1972年 どうにもとまらない

2005年 ゴールデンベスト

created by Rinker
徳間ジャパン

2008年 山本リンダ ベスト ベスト

2012年 ザ・プレミアムベスト 山本リンダ

2022年 全曲集〜明日への翼〜

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