曲の紹介 (September)
【曲 名】September
【アーティスト】竹内まりや
【作詞】松本 隆
【作曲】林 哲司
【レーベル】RCA(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)
【概 要】
1979年8月21日に3枚目のシングルとしてリリースされ、ロングセールスを記録するヒットとなった。
このヒットにより、1979年12月の「日本レコード大賞」の新人賞を獲得した。
1980年3月リリースの3枚目のアルバム「LOVE SONGS」に収録された。
【記事引用元】竹内まりや- Wikipedia
【記事引用元】SEPTEMBER (竹内まりやの曲) – Wikipedia
曲について
この楽曲は、自分の恋の終わりを9月という秋の季節の寂しい情景に重ねています。
歌詞は、彼氏が年上の人と会いに行くのを、そっと隠れながら追いかけて同じ電車に飛び乗る主人公の彼女。
彼女は、夏の終わりを告げる街の景色の中で、恋が終わるのを確信します。
過ぎ去った夏の日々がすぎたあとの秋の情景が、まるで失われた恋の哀愁かのように重ね合わせて描写しています。
この曲は青春時代の切なく哀しい恋の思い出を描いており、そのメロディとともに竹内まりやの柔らかな歌声が心に響く名曲だと思います。
曲の動画
- 竹内まりや – September [Live Version / 2000@日本武道館]
アーティストの紹介(竹内まりや)
【アーティスト】竹内まりや
【誕生日】1955年3月20日
【出身地】島根県簸川郡大社町(現・出雲市大社町)
【公式サイト】竹内まりやOffice Web Site
アーティストの軌跡
竹内まりやは、日本のシンガーソングライター、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー。
島根県出雲市の出雲大社近くの老舗旅館「竹野屋旅館」の三女として生まれた。
高校時代にはアメリカに留学し、異国の地で音楽と出会ったことが、後の音楽活動に大きな影響を与えた。
1973年に慶應義塾大学に進学した竹内は、音楽バンド同好会に所属し、リーダーの杉真理率いるバンド「PEOPLE」でバックコーラスを担当し、音楽業界への道を歩み始めた。
1978年、23歳でシングル「戻っておいで・私の時間」とアルバム『BEGINNING』でデビューした。
1979年にリリースしたシングル「SEPTEMBER」は、彼女の代表曲の一つとなった。
1980年にリリースしたシングル「不思議なピーチパイ」が資生堂のCMソングとして大ヒットした。
この時期、アイドル的な活動を求められることに葛藤を感じつつも、アレンジャーとして出会った山下達郎との縁が、音楽的にも私生活においても大きな転機となった。
1982年に山下達郎と結婚し、自らメディア露出を控えながらも作詞・作曲家として多くのヒット曲を生み出していった。
1984年に6枚目のアルバム『VARIETY』を発表し、大ヒットとなった。
全曲を自ら作詞・作曲したこのアルバムは、シンガーソングライターとしての活動への復帰以上に大きな第一歩となった。
1987年にリリースしたアルバム「REQUEST」は、他のアーティストに提供した楽曲のセルフカバーが多く含まれていて、「駅」や「AFTER YEARS」といった名曲が生また。
1989年にはシングル「シングル・アゲイン」が『火曜サスペンス劇場』の主題歌となり、大ヒットを記録した。
1992年に発表したアルバム「Quiet Life」はミリオンセラーを達成し、1994年にはシングル「純愛ラプソディ」が彼女の最大のヒット曲となった。
同年にリリースしたベストアルバム『Impressions』は300万枚以上を売り上げ、竹内まりやの音楽が日本の音楽シーンにおいて確固たる地位を築いた。
2000年代に入るとさらに活動の幅を広げ、約18年ぶりとなる本格的なライブを開催した。
2001年にリリースしたアルバム『Bon Appetit!』や2003年のカヴァーアルバム『Longtime Favorites』はいずれもオリコンチャートで第1位を獲得し、彼女の音楽が世代を超えて支持され続けていることを示した。
2007年には6年ぶりのオリジナルアルバム『Denim』を発表し、これもまたオリコンチャートで第1位を獲得する成功を収めた。
2008年にはデビュー30周年を迎え、竹内の楽曲のみで構成されたジュークボックス・ミュージカル「本気でオンリーユー」が上演されるなど、彼女の音楽は新たな形で再評価された。
2008年10月にリリースされたベストアルバム『Expressions』は彼女の音楽キャリアを総括する作品となり、多くのファンに愛されている。
竹内まりやは、デビューから数十年を経た今でも、時代を超えて愛される楽曲を生み出し続け、彼女の音楽は時代やトレンドに左右されることなく、普遍的なテーマやメロディーを通じて、幅広い世代のリスナーに感動を与え続けている。
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