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サボテンの花 / チューリップ

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曲の紹介「サボテンの花」

サボテンの花
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インフォメーション

  • 曲名:サボテンの花
  • アーティスト:チューリップ
  • 作詞・作曲:財津和夫
  • レーベル:EMIミュージック・ジャパン
  • サマリー:
    • 1975年2月5日リリースされたチューリップの8枚目のシングル
    • 1993年放映されたTVドラマ「ひとつ屋根の下」の主題歌に使用され、リバイバルヒットした。
  • 記事引用元:
    • チューリップ (バンド) – Wikipedia
    • サボテンの花(曲) – Wikipedia

曲について

この曲は、作者の財津和夫が福岡の実家に帰った時に、彼の母親が育てていたサボテンの花を見てインスピレーションを受けてつくったそうです。

歌詞の内容は、若い二人が一緒に住んでいて、ほんの小さなすれ違いで彼女が部屋を飛び出し、それが彼女との別れとなりました。主人公が一人になった部屋には、彼女が途中まで編んでいた手袋と、洗いかけの洗濯物が残されていて、彼女の香りが彼の胸をいためます。彼女が育てたサボテンは、春が近いと知らせるように小さな花を咲かせ、彼も部屋を出ていきます。

誰にも経験があるような、青春の哀しくほろ苦い思い出を描写した名曲だと思います。

ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて
君は部屋をとびだした 真冬の空の下に

編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物
シャボンの泡が ゆれていた
君の香りがゆれてた

たえまなくふりそそぐ この雪のように
君を愛せばよかった
窓にふりそそぐ この雪のように
二人の愛は流れた

サボテンの花 / チューリップより

曲の動画

以下の動画をアップしています。

  • 「サボテンの花」チューリップ – トピック
  • 「サボテンの花」財津和夫 – トピック
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アーティストの紹介「チューリップ」

インフォメーション

アーティストの軌跡

チューリップは、日本の音楽シーンにおいて長い歴史を持つバンドの一つです。

1970年、彼らは福岡から上京し、メンバーチェンジを行い、最終的に財津和夫、姫野達也、安部俊幸、上田雅利、吉田彰の5人のメンバーで本格的に活動を始めました。

1972年、チューリップは「魔法の黄色い靴」でメジャーデビューを果たしました。

1973年にリリースした3枚目のシングル「心の旅」がオリコンチャート1位を獲得する大ヒットとなりました。

以降、「青春の影」(1974年)や「サボテンの花」(1975年)など、次々とヒット曲を生み出し、70年代を代表するバンドとしてその名を不動のものにしました。

1979年に入ると、バンドは新たなステージに突入し、シンセサイザーやデジタル機器を多用し、ポップで壮大なサウンドを構築し、ポップスやロックというジャンルの先駆けを築いたと言われています。しかし、商業的には苦戦し、メンバーの脱退が相次ぐことになりました。

1985年に姫野、安部、伊藤が脱退し、財津は新たなメンバーを迎えてバンドを続けるものの、1989年にはついに解散を決断しました。

1997年には再結成を果たし、オリジナルメンバーを中心にライブ活動を再開しました。この再結成後の活動はファンからの熱い支持を受け、以降も定期的に再結成を行いながら、ライブを重ねました。

長い活動の中で、メンバーの脱退や死去、音楽性の変化など、様々な試練に直面しながら、チューリップはその都度進化し、音楽を通じてファンと共に歩み続けました。

チューリップの音楽は、日本のポップスシーンにおいて非常に大きな影響を与え、世代を超えて愛され続けています。彼らの楽曲には、時代を映し出すメッセージが込められており、そのメロディーと共に多くの人々の心に深く刻まれています。

ディスコグラフィー

  • 代表曲
    • 1972年 魔法の黄色い靴
    • 1973年 心の旅
    • 1974年 青春の影
    • 1975年 サボテンの花
    • 1979年 虹とスニーカーの頃
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