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恋の季節|ピンキーとキラーズ

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曲の紹介|恋の季節

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インフォメーション

  • 曲名:恋の季節
  • アーテイスト:ピンキーとキラーズ
  • 作詞:岩谷時子
  • 作曲・編曲:いずみたく
  • レコード会社:キングレコード
  • リリース:1968年7月20日 デビューシングル「恋の季節」B面「つめたい雨」
  • サマリー:オリコンチャートで17週間1位を記録し、270万枚を売り上げるミリオンセラーとなった。
  • 記事引用元:
    • 恋の季節 (曲)-Wikipedia
    • ピンキーとキラーズ-Wikipedia

曲と歌詞について

「恋の季節」は、ピンキーとキラーズの記念すべきデビュー曲であり、昭和歌謡史にその名を刻む不朽の名曲です。作詞に岩谷時子、作曲にいずみたくというゴールデンコンビを迎えて生まれました。

当初は遠藤周作のレギュラーTV番組『こりゃアカンワ』(日本テレビ)のホステス役・倍賞美津子のために用意された楽曲でした。

ピンキーとキラーズはバックコーラス参加する予定でしたが、最終的に彼ら自身のデビュー曲となりました。

「恋の季節」の特徴は、それまでの日本の歌謡曲にはあまり見られなかったボサノヴァの雰囲気です。

「夜明けのコーヒー 二人で飲もうと」といったフレーズは、曲中の「夜明けのコーヒー」というフレーズは、作詞を手がけた岩谷時子が越路吹雪から聞いたエピソードに由来しています。

それは、越路吹雪がブラジルでの音楽祭に訪れた時に、フランス人の役者から実際に言われ口説かれたというものです。

加えて、「Aメロとサビだけ」というシンプルな構成、心地よいグルーヴが当時の音楽ファンにも新鮮な印象を与えました。

リリースから間もなく社会現象的ヒットとなり、オリコンで前代未聞の17週連続1位、日本レコード大賞新人賞(グループ部門)の受賞、第19回NHK紅白歌合戦に混成グループとして初出場を果たすなど、数々の快挙で昭和の歌謡シーンを席巻します。

また、劇場映画『恋の季節』(1969年公開)の主題歌ともなり、のちのカバーやCMソング、映画・ドラマの挿入歌にも多数使われました。

「恋の季節」は、時代を超えて愛される普遍的な魅力をもち、1960年代後半の日本の音楽シーンを象徴する名曲となりました。

曲の動画

以下の動画をアップしています。

  • 恋の季節 | ピンキーとキラーズ – トピック
  • 【ミュージックビデオ】ピンキーとキラーズ『恋の季節』- KING RECRDS

以下の動画をリンクしています。

【ミュージックビデオ】ピンキーとキラーズ『恋の季節』
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アーティストの紹介|ピンキーとキラーズ

インフォメーション

  • アーティスト:ピンキーとキラーズ
  • メンバー:
    • 今陽子(こん ようこ / 愛称:ピンキー)|本名:今津陽子(1951年11月1日生まれ)
      • ボーカル。グループの顔として知られる。1967年に15歳で「甘ったれたいの」でソロデビュー。
    • ジョージ浜野:ギター担当(1941年1月1日生まれ)
    • エンディ山口:ギター担当(1945年6月12日 – 2021年8月22日)
    • ルイス高野:ベース担当(1947年1月14日生まれ)
    • パンチョ加賀美:ドラム担当(1944年2月21日 – 2018年5月29日)
  • デビュー:1968年7月「恋の季節」でデビュー
  • 公式サイト:ピンキ-とキラ-ズ KING RECORDS OFFICIAL SITE

アーティストの軌跡

ピンキーとキラーズは、1968年から1972年にかけて活動した日本のボサノヴァバンドです。

前年の1967年に15歳で「甘ったれたいの」でビクターレコードからソロ歌手としてデビューした今陽子(ピンキー)がキングレコードに移籍し、男性陣のジョージ浜野、エンディ山口、ルイス高野、パンチョ加賀美の4人と結成されました。

グループ名は、当時アメリカで流行していた男女混合バンド「スパンキー&アワ・ギャング」をもじったもので、作曲家のいずみたくが命名しました。

音楽スタイルと影響

ピンキーとキラーズは、デビュー当時「セルジオ・メンデスを目指す新進気鋭のグループ」と評されていました。

山高帽にステッキという衣装をトレードマークにしており、当時の邦楽界では男性たちに混じって女性シンガーがいるグループは目新しく、注目を集めました。

「恋の季節」に続く「涙の季節」「七色のしあわせ」「星空のロマンス」もオリコンのトップ10入りするなど、次々とヒット曲を生み出しました。

また、「ナショナル冷凍冷蔵庫」などのCMにも出演し、CMソングを歌っていました。

解散と再結成

1972年2月に今陽子がソロに転向し脱退。キラーズは2人組の女性ヴォーカル(ラブリーズ)を加え、ニュー・キラーズとして再スタートしますが、1974年3月に解散しました。

その後、懐メロ番組(NHK『思い出のメロディー』やテレビ東京『にっぽんの歌』等)への出演のために単発で再結成することがありました。

2008年7月30日には、今陽子の脱退以来、36年ぶりにオリジナルメンバーでピンキーとキラーズが再結成。今陽子の芸能生活40周年記念ディナーショーにメンバーが集結する形で登場しました。

ピンキーとキラーズは、日本の音楽史において重要な位置を占めており、その影響は現在も続いています。

「恋の季節」は270万枚という大ヒットを記録し、日本の音楽シーンに新しい風を吹き込んだ歴史的な曲として今なお愛され続けています。

ディスコグラフィ

代表曲

  • 1968年 恋の季節
  • 1969年 涙の季節
  • 1969年 七色のしあわせ
  • 1969年 星空のロマンス
  • 1970年 土曜日はいちばん
  • 1971年 何かいいことありそうな
  • 1971年 虹と雪のバラード
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