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神田川|かぐや姫

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曲の紹介|神田川

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インフォメーション

  • 曲名:神田川
  • リリース:1973年9月20日
  • アーティスト:かぐや姫
  • 作詞:喜多條忠
  • 作曲:南こうせつ
  • レーベル:PANAM(日本クラウン)
  • サマリー:1973年9月20日かぐや姫がシングル・リリースし、オリコン週間1位、1973年年間オリコン6位を記録し、160万枚を売り上げる大ヒットとなった。

曲と歌詞について

「神田川」は、1970年代の日本フォーク黄金期を代表する名曲であり、かぐや姫の音楽キャリアの頂点を刻んだ一曲です。

この曲の誕生には、鮮烈なエピソードがあります。作詞を担当した喜多條忠は当時25歳。タクシーで早稲田通りの小滝橋を通りかかった際、19歳の頃に神田川そばの三畳一間のアパートで1年間だけ恋人と同棲していた日々がふっとよみがえりました。「青春時代を総括するつもりで」と、その場の感情のまま約30分で歌詞を書き上げました。

すぐに南こうせつへ電話して詞を読み上げると、南はそれを折り込みチラシに書き留めながら、口ずさんでメロディを紡いでいきました。詞を書きながらメロディが湧いてくるのは南にとっても初めての体験で、電話を切った3分後にはもう曲が完成していたといいます。

作曲とリードボーカルを担当したのは、かぐや姫のリーダー・南こうせつ。

編曲は木田高介が手がけ、フラット・マンドリンとバイオリン(武川雅寛)の音色が、曲の持つ哀愁と温もりを際立たせました。

この楽曲は1973年度のオリコン年間チャートで6位を記録する大ヒットとなり、「可愛らしいフォークグループ」という枠を超え、かぐや姫を時代を語るアーティストへと押し上げました。

リリースから50年以上が経った今も、あべ静江、石川さゆり、中森明菜、ももいろクローバーZ with 南こうせつ、桑田佳祐など、世代を超えた数多くのアーティストにカバーされ続けています。

ひとつの”商標問題”も語り草になっています。歌詞2番に登場する「24色のクレパス」が(株)サクラクレパスの登録商標名だったため、1973年末のNHK紅白歌合戦への出場依頼を受けた際に「クレヨン」への変更を要請されました。かぐや姫はこれを断り、出演を辞退。オリジナルの歌詞のまま紅白で披露されたのは、南こうせつがソロとして初出場した1992年の第43回NHK紅白歌合戦でした——レコード発売から、実に19年後のことです。

2005年にNHKが実施した「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」でも白組28位にランクインするなど、国民的な支持は今も変わりません。

貴方はもう忘れたかしら 
赤いてぬぐい マフラーにして
二人で行った横丁の風呂屋
一緒に出ようねって言ったのに
いつも私が待たされた
洗い髪が芯まで冷えて
小さな石鹸 カタカタ鳴った
貴方は私の からだを抱いて
冷たいねって 言ったのよ

若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴方のやさしさが恐かった

神田川 / かぐや姫より

曲の動画

以下の動画をアップ、リンクしています。

  • アップ動画
    • かぐや姫 (Kaguyahime) – 神田川(アルバムバージョン) Official Audio
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アーティストの紹介|かぐや姫

インフォメーション

  • アーティスト:かぐや姫(南こうせつとかぐや姫)
  • リーダー:南こうせつ(本名:南高節)
  • メンバー:南こうせつ(ボーカル・ギター)、伊勢正三(ボーカル・ギター)、山田パンダ(ボーカル・ベース)
  • 生誕(南こうせつ):1949年2月13日
  • 生誕地(南こうせつ):日本・大分県大分市
  • 活動期間:1970年 – 1975年(以後、断続的に再結成)
  • 公式サイト日本クラウン紹介ページ

アーティストの軌跡

かぐや姫は、日本のフォーク黄金期を牽引したグループです。リーダーの南こうせつを中心に、伊勢正三、山田パンダの3人で構成された第2期かぐや姫が「神田川」「赤ちょうちん」「妹」と連続ミリオンヒットを打ち出し、1970年代のフォークシーンの顔となりました。

1970年、南こうせつは地元・大分の仲間と「南高節とかぐや姫」(第1期)として上京しデビュー。しかし結果は振るわず、わずか1年で第1期メンバーでの活動は終了しました。

1971年、南こうせつは高校の後輩だった伊勢正三と、カレッジフォークグループ「シュリークス」を脱退したばかりの山田パンダを迎え、「南こうせつとかぐや姫」(第2期)を結成。1972年には吉田拓郎の協力を得たアルバム『はじめまして』を発売し、5万枚を売り上げました。

1973年9月には「神田川」をリリース。深夜放送「パックインミュージック」への反響をきっかけにシングルカットされたこの曲は、最終的に160万枚以上を売り上げ、かぐや姫最大のヒット曲となりました。

翌1974年には「赤ちょうちん」、1975年には「妹」をリリース。この3曲は「四畳半三部作」として語り継がれています。

ところが、「神田川」の映画化に始まり、グループの意思を無視してレコード会社がシングルを決定し続けるという状況が続いたことが解散を早めた一因となり、1975年4月12日の東京・共立講堂でのコンサートをもって解散。南こうせつと山田パンダはソロに、伊勢正三は大久保一久とフォークデュオ「風」を結成し、それぞれの道を歩みました。

解散後も1975年8月には「つま恋コンサート」で吉田拓郎らとともに再結成し、5〜6万人を動員する伝説のステージを実現。1978年、1985年、1999年〜2001年、2005年、2006年と、節目ごとに再結成を重ねています。

1999年末のNHK紅白歌合戦では「神田川」をステージで披露し、改めて国民的グループとしての存在感を示しました。

かぐや姫は、活動期間こそ短くとも、「なごり雪」「22才の別れ」といった名曲を世に放ち、吉田拓郎・イルカら当時のフォーク界のトップアーティストとも深く交わりながら、日本の音楽史に消えない足跡を刻みました。

伊勢正三が手がけた「なごり雪」は「風」名義でもリリースされ、イルカのカバーバージョンとともに今も歌われ続けています。グループとしての活動は5年足らずでしたが、残した楽曲の力は、半世紀を越えた今もまったく色褪せていません。

主なシングル

  • 僕の胸でおやすみ (1973年)
  • 神田川 (1973年) – 唯一のオリコン1位獲得曲
  • 赤ちょうちん (1974年)
  • 妹 (1975年)
  • なごり雪 (伊勢正三作・風としてもリリース)
  • 22才の別れ (伊勢正三作・風名義でリリース)
  • 夏この頃 (1974年)
  • 青春の傷み (2000年・再結成時リリース) など多数

アルバム

  • スタジオ・アルバム(発売日・アルバム・オリコン順位)
    • 1972年4月20日 はじめまして -かぐや姫フォークセッション- 45位
    • 1973年7月20日 かぐや姫さあど LP 1位
    • 1974年3月5日 三階建の詩 LP 1位
    • 1978年4月25日 かぐや姫・今日 LP 1位
  • ライブ・アルバム
    • 1972年12月20日 かぐや姫おんすてーじ -こうせつ・パンダ・正やん-
    • 1974年9月15日 かぐや姫LIVE LP 1位
    • 1985年 the KAGUYAHIME “LIVE”forever
    • 1996年9月11日 かぐや姫“LIVE”大全集 〜あの楽しかった日々を思い出して下さい〜
    • 2000年11月22日 ベスト・ドリーミン コンサート CD
  • ベスト・アルバム
    • 1975年3月5日 かぐや姫フォーエバー 1位
    • 1989年10月4日 the KAGUYAHIME forever Vol.1
    • the KAGUYAHIME forever Vol.2
    • 1988年10月21日 かぐや姫全曲集 CD
    • 1998年3月4日 スーパーセレクト かぐや姫 ベスト35
    • 1998年9月23日 ベスト・ヒット16 〜神田川・妹〜
    • 2000年1月1日 Best Dreamin’ CD 49位
    • 2003年5月1日 かぐや姫 ベスト12
    • 2008年1月16日 かぐや姫ベスト
    • 2017年12月6日 かぐや姫 シングル・コレクション
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