曲の紹介(帰れない二人)
【曲 名】帰れない二人
【アーティスト】井上陽水
【作詞・作曲】井上陽水・忌野清志郎
【レーベル】ポリドール・レコード
【概 要】
1973年9月21日リリースのシングル「心もよう」のB面として発表され、1973年12月1日にリリースされたアルバム「氷の世界」の3曲目に収録された。
このアルバムは、1974年と1975年の年間オリコンで1位を獲得し、1975年日本レコード史上初のLP販売100万枚を超える大ヒットを記録した。
レコーディングは、ロンドンで海外のミュージシャンやスタッフが参加して行われた。
【記事引用元】氷の世界-Wikipedia
【記事引用元】井上陽水-Wikipedia
【画像引用元】井上陽水-Wikipedia By The cover art can be obtained from Polydor., Fair use, Link
曲について
この曲は、陽水とまだ売れる前の忌野清志郎が、陽水のアパートで作りあげました。
二人の個性が織り交ざっていて、とても不思議な雰囲気を持った名曲だと思います。
歌詞は、「もう星は帰ろうとしている、帰れない二人を残して」とあるように、愛し合う二人は夜が明けても帰れない状況を謳っています。
これは、二人がおたがい離れたくないのか、あるいは彼らは許されない恋をしていて現実生活から逃げているのか?など、いろいろなイメージを聴く人に抱かせます。
とてもきれいなサウンドとメロディと切ない歌詞がうまく相まって、センチメンタルな世界へ引きこます。
曲の動画
- 井上陽水-氷の世界(ライブ)@NHKホール 2014/5/22
- 帰れない二人/井上陽水&忌野清志郎(リンク)
アーティストの紹介(井上陽水)
【アーティスト】井上陽水(いのうえ ようすい)
【本名】井上陽水(いのうえ あきみ)
【誕生日】1948年8月30日-
【出身地】福岡県飯塚市(旧福岡県嘉穂郡)
【公式サイト】井上陽水オフィシャル・サイト
アーティストの軌跡
井上陽水は、1969年に「アンドレ・カンドレ」としてデビューするも商業的には成功せず、短期間で活動を終えた。
その後、ポリドールに移籍し、1971年に「井上陽水」として再デビューし、「人生が二度あれば」でシンガーソングライターとしての地位を確立し、その後のアルバム『断絶』やシングル「傘がない」が高く評価された。
1972年にはシングル「夢の中へ」がヒットし、1973年リリースのアルバムアルバム「氷の世界」の記録的なセールスで商業的成功を収め、などが広く認知された。
1976年にはフォーライフ・レコードを設立し、新たな音楽キャリアをスタート。
大麻取締法違反のスキャンダルがあったものの、1978年にはアルバム「”white”」がヒットした。
1980年代には音楽スタイルの進化が見られ、1982年には安全地帯の「ワインレッドの心」、1984年には「いっそセレナーデ」などのヒットを続けた。
1988年には日産自動車のCMで「今夜、私に」を提供し、1990年代には再び音楽活動に専念し時代を超えて愛される楽曲を多く生み出した。
現在も第一線で活躍を続ける井上陽水は、多くの人々に感動と共鳴をもたらし、音楽史に大きな影響を与え続けている。
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