曲の紹介「エメラルドの伝説」

インフォメーション
- 曲名:エメラルドの伝説
- アーティスト:ザ・テンプターズ
- 作詞:なかにし礼
- 作曲:村井邦彦
- 編曲:川口真
- レコード会社:フィリップス・レコード/日本ビクター
- リリース:1968年6月15日
- 概 要:ザ・テンプターズが1968年6月15日にリリースした3枚目のシングルで、オリコンチャート(国内)の1位を記録した。
- 記事引用元
- エメラルドの伝説-Wikipedia
- ザ・テンプターズ-Wikipedia
曲と歌詞について
ザ・テンプターズの楽曲は、従来リーダーの松崎由治によって作られていましたが、この曲はプロの作家の手によって生み出されました。
歌詞の内容は、湖に身を投げた恋人を偲んでいる彼を主人公にしています。
彼女のひとみはエメラルドだったが、今湖もエメラルドに色を変えた。
彼女のエメラルドのひとみに、もう一度逢いたい、逢いたいと心で泣き叫ぶ主人公だが今となってはむなしい。そして、彼は湖にひざまずき、緑の水に口ずける。
ショーケンこと萩原健一のボーカルが、情念を絞り出すように叫んでいます。
彼の歌声と曲がマッチして、なぜか泣ける歌だと思います。
湖に 君は身をなげた
花のしずくが 落ちるように
湖は 色を変えたのさ
君の瞳の エメラルド
遠い日の君の幻を
追いかけても むなしい
会いたい 君に会いたい
みどりの瞳に
僕は魅せられた
湖に僕はひざまづき
みどりの水に 口づける
エメラルドの伝説 / ザ・テンプターズより
曲の動画
- 5-1=0/ザ・テンプターズの世界 アルバム(1969-02-24リリース)バージョン
- 萩原健一 エメラルドの伝説~神様お願い(Eugene Derioさんの動画)リンク
アーティストの紹介「ザ・テンプターズ」
インフォメーション
- アーティスト:ザ・テンプターズ
- 松崎由治(まつざき よしはる/バンドリーダー)-リード・ギター&ボーカル
- 萩原健一(はぎわら けんいち)-ボーカル&ハーモニカ
- 田中俊夫(たなか としお)-ギター&キーボード
- 高久昇(たかく のぼる)-ベース
- 大口広司(おおぐち ひろし)-ドラム
- 活動時期:1967-1970年
- アーティスト:萩原健一(本名:萩原敬三)
- 生誕:1950年7月26日(2019年3月26日没)
- 出身地:埼玉県北足立郡与謝野(現さいたま市中央区)
- 公式サイト:KENICHI HAGIWARA OFFICIAL WEB SITE
アーティストの軌跡
1967年10月にシングル「忘れ得ぬ君」でデビューし、「神様お願い」「エメラルドの伝説」「おかあさん」「純愛」などのヒット曲を出し、グループ・サウンズの代表的なバンドとなった。
バンド解散後、萩原健一と大口広司はザ・タイガースの元メンバー(沢田研二、岸部一徳)やザ・スパイダースの元メンバー(井上堯之、大野克夫)らとPYG(ピッグ)を結成した。(活動時期1971-1972年)
PYG解散後、萩原健一(通称ショーケン)は、ソロとして音楽、俳優としての道を歩みました。
実生活では、刑事事件等を起こすなど多くの問題を起こしましたが、晩年は晩年は東洋思想や仏教研究に取り組み落ち着いた生活を送りました。
そのカリスマ的な魅力で歌手や役者として今なお多くの人々に愛され続けており、日本のエンターテイメント業界において多大な功績を残しました。
残念ながら、2019年3月26日に病気にて亡くなりました。(68歳没)

ディスコグラフィー(ザ・テンプターズ)
- シングル
- 忘れ得ぬ君(1967.10.25)
- 神様お願い!(1968.3.5)
- エメラルドの伝説(1968.6.15)
- おかあさん(1968.9.25)
- 純愛(1968.12.14)
- 雨よふらないで(1969.3.25)
- 帰らなかったケーン(1969.7.15)
- エブリバディ・ニーズ・サムバディ(1969.11.25)
- 愛の終り(1969.12.20)
- 復活(1970.3.25)
- 出来るかい?出来るかい?(1970.6.25)
- 若者よ愛を忘れるな(1970.10.25)
- アルバム
- ザ・テンプターズ・ファースト・アルバム(1968.6.25)
- 5-1=0 ザ・テンプターズの世界(1969.2.25)
- ザ・テンプターズ・オン・ステージ(1969.7.25):厚生年金会館、ファンクラブ例会でのライブ
- ザ・テンプターズ・イン・メンフィス(1969.12.20)
- テンプターズ・ゴールデン・アルバム(1970.6.15)
- ザ・テンプターズ・アンコール(1971.1)
ディスコグラフィー(萩原健一)
- シングル
- ブルージンの子守唄 / 少年の魂(1972年7月)
- お前に惚れた / 兄貴のブギ(1975年7月)
- 別れの詩 / 雨のしおり(1977年)
- 前略おふくろ / 酒と泪と男と女(1977年4月)
- 時は流れて / 蜃気楼(1978年7月)
- 大阪で生まれた女 / 本牧綺談(1979年5月)
- ムーンシャイン / ルーシー(1980年6月)
- ぐでんぐでん / 砂時計(1980年9月)
- ラストダンスは私に / 泣くだけ泣いたら(1981年2月)
- ホワイト&ブルー / フラフラ(1981年5月)
- ハロー・マイ・ジェラシー / シャララ(1982年)
- Ah!Ha!/ ひとつぶの涙(1982年)
- もう一度抱いて / セクシー・ロンリー・ナイト(1983年11月)
- 九月朝、母を想い / 54日間、待ちぼうけ(1984年)
- 愚か者よ / めぐり逢い(1987年1月)
- アルバム
- 惚れた(1975年8月)
- Nadja〜愛の世界(1977年3月)
- Nadja2〜男と女(1978年6月)
- Nadja3〜エンジェル・ゲイト(1979年6月)
- 熱狂雷舞(1979年10月)
- Don Juan(1980年7月)
- Don Juan Live(1980年12月)
- White & Blue(1981年6月)ベスト・アルバム
- D’erlanger (1982年3月)
- Shanti Shanti(1983年)
- Thank You My Dear Friends(1984年3月)
- Andree Marlou Live(1985年)
- Straight Light(1987年2月)
- Shining With You(1988年5月)
- Thank You My Dear Friends Live(1989年)
- ANGEL or DEVIL〜2010 LIVE記念盤(2010年:ライヴ会場限定5曲入りミニ・アルバム)
- ANGEL or DEVIL(2010年:全16曲入り通常盤)