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北の宿から / 都はるみ

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曲の紹介「北の宿から」

北の宿から
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  • 曲名:北の宿から
  • アーティスト:都はるみ
  • 作詞:阿久悠
  • 作曲:小林亜星
  • 編曲:竹村次郎
  • レーベル:日本コロムビア
  • リリース年月:1975年12月1日 シングル「北の宿から」B面「風の噂」
  • サマリー
    • 140万枚を超える売り上げ、「アンコ椿は恋の花」「涙の連絡船」に続いて、3枚目のミリオンセラーとなった。
    • 第7回日本歌謡大賞、第18回日本レコード大賞の大賞を受賞した。

曲と歌詞について

都はるみさんの「北の宿から」は、1975年12月1日にリリースされた彼女の67枚目のシングルで、140万枚を超える売り上げを記録した大ヒット曲です。

「北の宿から」は、第7回日本歌謡大賞および第18回日本レコード大賞の大賞を受賞し、日本レコード大賞と日本有線大賞のダブル受賞という史上初の快挙を成し遂げました。そして1976年の『第26回NHK紅白歌合戦』と翌1977年の『第27回NHK紅白歌合戦』で歌唱され、その人気を不動のものとしました。

作詞の阿久悠は最初、都さんの元気の良さを生かした「野郎」というタイトルの歌詞を作成しましたが、不採用となり、急遽イメージを転換して「北の宿から」の歌詞を書きました。

歌詞の中で「別れた男性のセーターを編む」という行為は、別れの決着をつける儀式として描かれ、「死んでもいいですか」は自嘲気味のひとり芝居というイメージを表し、特に強い女性を意図して作詞されたにもかかわらず、一部では悲しい女性を表すものとして受け取られ、異なる解釈が生まれています。

作曲の小林亜星は、フレデリック・ショパンのピアノ協奏曲第1番の第1楽章との類似性を指摘されていますが、この曲を元に作曲したわけではないと述べています。しかし、その美しい旋律は多くの人を魅了し、現在でも数多くの歌手によってカバーされています。

「北の宿から」は、発売から40年以上経った今でも、新たな世代のリスナーにも影響を与えている、演歌の枠に留まらない普遍的な魅力を持った名曲です。

あなた変わりはないですか
日ごと寒さがつのります
着てはもらえぬセーターを
寒さこらえて編んでます

女ごころの未練でしょう
あなた恋しい北の宿

北の宿から / 都はるみより

曲の動画

動画は以下をアップしています。

  • 都はるみ / 北の宿から(歌詩付きフル) Harumi Miyako / Kita no yado kara by 都はるみ 公式YouTubeチャンネル
  • 都はるみ / 北の宿から(『’93夏 都はるみコンサート ねぷた伝説』より) by 都はるみ 公式YouTubeチャンネル
  • 都はるみをもっと好きになる 特選コンサート映像 by都はるみ 公式YouTubeチャンネル
都はるみ / 北の宿から(『'93夏 都はるみコンサート ねぷた伝説』より)
都はるみをもっと好きになる 特選コンサート映像
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アーティストの紹介「都はるみ」

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アーティストの軌跡

都はるみは、日本の演歌界を代表する歌手であり、その独特な歌唱法と豊かな表現力で多くの人々を魅了してきました。1948年2月22日に京都で生まれた彼女は、15歳で「コロムビア全国歌謡コンクール」に優勝し、1964年に「困るのことヨ」でデビューしました。

1964年「アンコ椿は恋の花」がミリオンセラーとなり、第6回日本レコード大賞新人賞を獲得して一躍人気歌手となりました。

1975年「北の宿から」が、第18回日本レコード大賞・FNS歌謡祭最優秀グランプリを獲得し、大ヒットとなりました。1980年「大阪しぐれ」で、第22回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を獲得しました。
これにより、日本レコード大賞で史上初の三冠王(大賞、新人賞、最優秀歌唱賞)を達成しました。

1984年3月に、突然「普通のおばさんになりたい」と引退宣言をして歌手活動を休止しますが、1987年から音楽プロデューサーの活動を始め、後輩歌手の育成に努めます。

1990年から歌手活動を再開し、演歌にとらわれない幅広い楽曲を歌うようになりました。
2008年には事務所社長でパートナーだった中村一好が亡くなり、以前のサンミュージックプロダクションへ復帰しました。

彼女の歌声は、力強くも繊細で、聴く人の心に深く響きます。その並外れた歌唱力と独自のスタイルは、演歌の枠を超えた魅力を持ち、多くのファンを惹きつけてきました。

都はるみは、2015年に単独公演の休業を発表し、現在は芸能活動を休止していますが、その音楽キャリアと影響力は今も色あせることなく、多くの人々に愛され続けています。

ディスコグラフィー

  • 主な代表曲
    • 1964年 アンコ椿は恋の花
    • 1965年 涙の連絡船
    • 1968年 好きになった人
    • 1975年 北の宿から
    • 1980年 大阪しぐれ
    • 1984年 夫婦坂
    • 1990年 小樽運河