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シーサイド・バウンド / ザ・タイガース

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曲の紹介「シーサイド・バウンド」

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インフォメーション

  • 曲名:シーサイド・バウンド
  • アーテイスト:ザ・タイガース
  • 作詞:橋本淳
  • 作曲:すぎやまこういち
  • レコード会社:日本グラモフォン(ポリドール)
  • リリース:
    • 1967年5月5日 2枚目シングル「シーサイド・バウンド」B面「星のプリンス」
    • 1968年4月20日サウンド・トラックアルバム「世界はボクらを待っている」に収録・リリース
  • サマリー:1967年5月31日に「はまゆう丸」にて正式発表され、40万枚を売り上げる大ヒットとなった。
  • 記事引用元:
    • シーサイド・バウンド (曲)-Wikipedia
    • ザ・タイガース-Wikipedia

曲と歌詞について

「シーサイド・バウンド」は、1967年5月5日に発売されたザ・タイガースのセカンドシングルであり、日本のグループサウンズ(GS)ブームを象徴する名曲です。作詞は橋本淳、作曲はすぎやまこういちのコンビによって手掛けられ、軽快なリズムとキャッチーなメロディーが多くのファンを魅了しました。

発売から約1か月後の1967年5月31日には、正式発表会がまゆう丸にて行われ、このシングルは40万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。オリコンチャートでも最高2位にランクインし、ザ・タイガースの人気を決定づける一曲となりました。
また、1986年にはドラマ『やったぜベイビー!』(日本テレビ系)の主題歌としても使用され、またJリーグ・湘南ベルマーレの応援歌としても親しまれています。

「シーサイド・バウンド」の特徴は、当時流行していた「ニューリズム」の一環として生まれた独特のリズムです。特に、「バウンド」とは日本の伝統的な阿波踊りのリズムや手鞠歌にヒントを得たとされています。
この工夫が、リスナーに親しみやすくも新鮮な印象を与え、夏のビーチや開放感を感じさせる要素として機能しました。振り付けは土居甫が担当し、レコードの中には「バウンド」のステップが描かれたスリーブも同封されていました。

曲全体を通して、ロックンロール色の強いアレンジとスピーディなテンポが印象的です。特に瞳みのるのドラムが際立ち、サイケデリックな雰囲気をもたらす「ラ~ラ~ラ~ララララララ~」というスキャットが、曲の中に独特の浮遊感を与えています。この楽曲は、まさに夏にぴったりのポップな仕上がりで、リスナーに爽快感を届けました。

「シーサイド・バウンド」は、ザ・タイガースのキャリアにおいても重要な意味を持つ楽曲であり、後続のアーティストたちにも多大な影響を与えました。特に、洋楽のエッセンスを取り入れたサウンドと、日本の伝統リズムを融合させた試みは、グループサウンズの枠を超えた革新性として高く評価されています。

ザ・タイガースのメンバーはビートルズやローリング・ストーンズに影響を受けており、「シーサイド・バウンド」にもそのエッセンスが色濃く反映されています。

「シーサイド・バウンド」は、ザ・タイガースの音楽スタイルを確立し、日本の音楽シーンに新しい風を吹き込みました。そして時代を超えて愛される普遍的な魅力を持つこの曲は、グループサウンズ黄金期を象徴する名曲といえます。

踊りに行こうよ 青い海のもとへ

二人で唄おう 明るい恋のリズム

でっかい太陽が 恋の女神なのさ
踊りに行こうよ 海は友だちなのさ

シーサイド・バウンド
ゴー・バウンド


シーサイド・バウンド / ザ・タイガースより

曲の動画

以下の動画をアップ、リンクしています。

  • アップ動画:
    • シーサイド・バウンド by ザ・タイガース – トピック
    • シーサイド・バウンド – ザ・タイガース – トピック
      • ザ・タイガース・オン・ステージ
    • シーサイド・バウンド – ザ・タイガース – トピック
      • ザ・タイガース ザ・タイガース・フィナーレ (Live At 日本武道館 / 1971)
  • リンク動画:
    • 君だけに愛を(クラブ バンドタイガース メモリアルさんの動画)
シーサイド・バウンド
シーサイド・バウンド
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アーティストの紹介「ザ・タイガース」

インフォメーション

  • アーティスト:ザ・タイガース
  • メンバー
    • 沢田研二(ジュリー):ボーカル。美貌と歌唱力で国民的アイドルとなり、グループの顔として知られてる。
    • 岸部一徳(サリー):ベースとコーラス担当。リーダーとしてバンドのハーモニーを支えた。
    • 加橋かつみ(トッポ):リードギターとボーカル。高音の歌声で多くのヒット曲を担当した。
    • 森本太郎(タロー):ギター担当。メロディーメーカーとしても知られる。
    • 瞳みのる(ピー):ドラムス担当。独特のリズム感で評価されていた。
    • 岸部四郎(シロー):1969年に加橋かつみが脱退した後に加入し、ギターとコーラスを担当した。
  • デビュー:1967年2月「僕のマリー」でデビュー
  • 公式サイトTHE TIGERS – UNIVERSAL MUSIC JAPAN – UNIVERSAL MUSIC JAPANによる公式ページ

アーティストの軌跡

ザ・タイガースは、日本のグループサウンズ(GS)を代表するバンドで、1967年にデビューしました。彼らは、当時の音楽シーンにおいて重要な役割を果たし、特に若者の間で圧倒的な人気を誇りました。元々「サリーとプレイボーイズ」として1965年に結成され、その後「ファニーズ」と改名し、最終的に「ザ・タイガース」となりました。この名前は、プロ野球チームの阪神タイガースに由来し、関西出身のバンドとしてのアイデンティティを反映しています。


音楽スタイルと影響
ザ・タイガースは、ビートルズやモンキーズなどの影響を受けた音楽スタイルを持ち、特にグループ・サウンズとして知られるジャンルにおいて重要な存在でした。彼らの代表曲には「花の首飾り」、「君だけに愛を」、「モナリザの微笑み」などがあります。これらの楽曲は、当時の若者文化や流行を反映し、その後の日本のポップミュージックにも大きな影響を与えました。


解散と再結成
1971年に解散した後も、メンバーはそれぞれソロ活動や他のバンドで活躍しました。1981年には「同窓会」として再結成し、新たな音楽活動を展開しました。また、2013年にはオリジナルメンバーによる復活コンサートが行われ、多くのファンが集まりました。

ザ・タイガースは、日本の音楽史において重要な位置を占めており、その影響は現在も続いています。彼らの音楽やパフォーマンススタイルは、多くの後進アーティストに影響を与え続けています。

アルバムの紹介

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