曲の紹介 (異邦人)
【曲 名】異邦人-シルクロードのテーマ-
【アーティスト】久保田早紀(現:久米小百合)
【作詞・作曲】久保田早紀
【レーベル】CBS・ソニー
【概 要】
1979年10月1日にファーストシングルとしてリリースされ、CBS・ソニーの発表で1は同年12月25日までに100万枚を突破し、オリコン歴代シングルランキング96位に入る大ヒットとなった。
【記事引用元】異邦人 -シルクロードのテーマ- Wikipedia
【記事引用元】久米小百合- Wikipedia
曲について
「異邦人」は、久保田早紀の代表作であり、日本の音楽史に名を刻む名曲です。この曲は、彼女自身の透明感ある歌声と独特の世界観で、多くの人々の心を魅了し発売後すぐに大ヒットを記録しました。
久保田早紀は楽曲のタイトルを「白い朝」とつけていましたが、プロデューサーの酒井政利の意向で「異邦人」に変更されました。歌詞は、シルクロードをテーマにしており、異国の地での出会いや別れを描写しています。特に、歌い出しの「子供たちが空に向かい 両手を広げ …」というフレーズは、久保田が学生時代の通学中に見た光景からインスパイアを受けたものです。音楽的には、エキゾチックなメロディとリズムが特徴で、民族楽器のダルシマーが使用されており、曲全体に中東風の雰囲気を与えています。久保田の柔らかい歌声が印象的で、聴く人を異国の風景へと誘います。
歌詞は久保田早紀の「異邦人」は、1979年にリリースされた楽曲で、失恋や孤独感をテーマにしながらシルクロードを連想させる異国情緒あふれる不思議な世界観を描写しています。
子供たちが空に向かい 両手をひろげ
鳥や雲や夢までも つかもうとしている
その姿はきのうまでの 何も知らない私
あなたにこの指が 届くと信じていた
空と大地が ふれ合う彼方
過去からの旅人を 呼んでる道
あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっと振り向いてみただけの
異邦人
メロディは中近東を思わせる異国情緒あふれる旋律が特徴で、聴く者をまるで異世界へ誘うような不思議な雰囲気を持っています。「異邦人」は、その美しいメロディと詩的な歌詞、そして久保田早紀の優しい歌声が融合し、時間を超えて愛され続ける楽曲です。
- 久保田早紀「異邦人」アニメーション・ミュージックビデオ
- 久保田早紀「Saki Kubota PREMIUM」(CD9枚+Blu-ray1枚+ブックレット)より
・ギター弾きを見ませんか? ・異邦人(1984.11.26.東京・九段会館)
アーティストの紹介(久米小百合)
【アーティスト】久米小百合(くめ さゆり / 旧姓:久保田)
【旧アーティスト名】久保田早紀 (1979-1984)
【生誕】1958年5月11日
【出身地】東京都北多摩郡国立町(現在の国立市)
アーティストの軌跡
久米小百合(旧アーティスト名:久保田早紀)は、東京都国立市で生まれ、幼少期から音楽に親しみ、4歳からピアノを習い始めました。彼女は共立女子短期大学を卒業後、1979年にシンガーソングライターとしてデビューし、デビュー曲「異邦人」は瞬く間に大ヒットを記録しました。この曲は、140万枚以上の売上を誇り、彼女の名を広めるきっかけとなりました。
彼女は1984年まで「久保田早紀」として音楽活動を続け、その後、音楽家の久米大作と結婚し、音楽活動を一時引退しました。しかし、彼女はその後、キリスト教の音楽宣教師として新たな道を歩み始めました。洗礼を受けた後、彼女は本名の「久米小百合」として、教会やチャペルでのコンサートを通じて音楽活動を再開しました。
彼女は、音楽活動の傍ら、被災地でのコンサートや、教会音楽の普及に努めています。彼女の音楽は、信仰や希望をテーマにしたものが多く、聴く人々に深い感動を与えています。また、彼女は「異邦人」以外にも多くの楽曲を手掛けており、特に彼女の歌声は多くのファンに愛されています。
さらに彼女は、音楽活動を通じて社会貢献にも取り組んでおり、被災地でのコンサートやチャリティーイベントにも参加しています。彼女の活動は、音楽だけでなく、社会的なメッセージをも含んでおり、多くの人々に影響を与え続けています。最近では、2020年に久保田早紀名義での復帰コンサートが行われ、彼女の音楽が新たな世代にも受け入れられています。
久米小百合は、音楽を通じて人々に感動を与え続ける存在であり、彼女の音楽は今もなお多くの人々に影響を与えています。
アルバムの紹介
1979年 夢がたり
1980年 天界
1980年 サウダーデ
1981年 エアメール・スペシャル
2001年 DREAM PRICE 1000 久保田早紀 異邦人
2002年 GOLDEN☆BEST 久保田早紀
2009年 GOLDEN☆BEST 久保田早紀 シングルズ
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